2016年10月31日月曜日

ワインパーティー その9。

それ以降も僕は、一人一人の女性と自己紹介を済ませた。多くの女性から、「研究って何を研究しているのですか?」と質問された。その都度僕は、自分の仕事について簡潔に答えるのだが、もうこのやり取りは、これまでの婚活で何度もやってきているので、スムーズにできたと思う。

ただ、僕の悪い癖で、自分の研究のこととなると熱が入ってしまい、おそらく研究に興味が無いだろうなというそぶりの人に、さらに気を遣わせて、質問させてしまっていることが何度かあったので、自分からもっと早く話題を変えるべきだった、と少し落ち込んだ。

2016年10月29日土曜日

ワインパーティー その8。

自己紹介タイムが始まってまだそれほど時間も経っていないが、ワインが手伝ってか、幾分会場が盛り上がってきたように思った。

今まで、婚活パーティーの"パーティー"という響きが、実際の婚活パーティーの様相とかけ離れていると感じていたが、今回のワインパーティーが、これまでで1番パーティーという名前に相応しい雰囲気を醸していたように思う。

2016年10月27日木曜日

ワインパーティー その7。

ワイン飲み放題を聞いていたが、一人目のA子さんの飲みっぷりをみて、僕はどういったタイミングでワインを注ぎにいくべきだろうか、と気になった。

後に控える立食形式のフリートークの時間ならば、気軽に行けるのだろうが、今行われているこの自己紹介タイムの時は、そう簡単に行けないだろう。

3分という短い時間の自己紹介中に、おかわりにしに行くのは失礼な気がするし、移動している間に行くのも気が引ける。

それにおかわりしていると、「始まって早々におかわりなんて、みっともない」と思われるのではないか。そもそも僕は会話の方に気をとられ、ワインに手を付ける余裕は無かったのだが、自己紹介中の間は、ワインに手をつけないでおくことにしようと思った。

2016年10月25日火曜日

ワインパーティー その6。

僕は目の前に座る女性と、グラスを掲げて乾杯をした。女性は「はじめましてー!よろしくお願いしまーす!A子でーす!」と明るく言って、グラスを一気に半分以上煽った。僕はお酒が好きなので、個人的に、お酒が好きな女性は好印象だが、まさかこういう場で女性がいい飲みっぷりを見せてくれるとは思わず、びっくりした。

2016年10月22日土曜日

ワインパーティー その5。

パーティーの参加者は、男性15名、女性15名の、計30名だった。

思っていたよりも参加者が多いなというのが、僕の印象だった。というのも、僕は、少人数が一つの長テーブルを囲んで、ワインを片手に語り合うのだろうなと勝手に想像していたからだ。

しかし実際は、2人掛けのテーブルを転々とするようだった。そうなると、ワインがあること以外は、そこまで一般的な婚活パーティーとは変わらないのかもしれない。

2016年10月20日木曜日

ワインパーティー その4。

席に着いた僕は、恒例通り、受付で貰ったプロフィールカードに記入を始めた。初めて婚活パーティーに参加した時は、プロフィールカードに四苦八苦したが、回数を重ねた今は、比較的スムーズに書けるようになったと思う。

2016年10月18日火曜日

ワインパーティー その3。

ワインパーティーには、どのような服装で参加するべきなのか…悩んだ。散々悩んでやっぱり無難なスーツにしたのだが、待ち合わせ場所に現れた友人は、オシャレなジャケットにパンツスタイルだった。

彼は普段からちょっとした部分がお洒落で、彼のセンスがこの時程羨ましいな、と思ったことはない。コンビニの店先のガラスに写る、面白みの無いスーツとお洒落なカジュアルスタイルのでこぼこコンビが、なんだか滑稽でだった。

2016年10月15日土曜日

ワインパーティー その2。

友人から「ワインパーティーに行ってみないか」と誘われたものの、初めは全く気が乗らなかった。

これまで自分が選んできたジャンルとは、別のジャンルのパーティーに挑戦してみる…これは、すごくいいことだと思う。新たな発見があるだろうし、出会う女性の価値観や雰囲気も、これまでと少し違うのではないかとは思った。

2016年10月13日木曜日

ワインパーティー その1。

婚活パーティーで出会ったFさんとはカップルになれたものの、残念ながら縁がなく、その場でお別れすることとなった。

カップルになれたことで1つの目的は達成されたわけだが、その後の展開に進むのはとても難しいなと実感する結果となった。

また一から頑張らなければならないのか…と心折れそうになったが、僕は時間を見つけては、婚活パーティーに参加する日々を送っている。

2016年10月12日水曜日

婚活パーティー その18。

「勝手ながら猫背さんとは合うかもしれないと思っていたのですけど…やはり結婚って難しいですね」

Fさんは、このカフェに入ってからずっと溜め込んでいたものを吐き出すように、そう言葉を発した。

僕には、彼女が売り言葉に買い言葉の末に、このような言葉を返して来た気がしたので、あまり良い気分はしなかったが、これをFさんからのお断りの言葉ととらえて、少しほっとした。

2016年10月8日土曜日

婚活パーティー その17。

僕が彼女に伝えた結婚のビジョンはこうだ。

2016年10月3日月曜日

婚活パーティー その16。

僕はFさんの願望について、一つ一つ答えていった。Fさんの違った一面を見て、気持ちがとても冷静に、というか少し沈んでしまい、落ち着いてしまっていたのだ。